なぜ、子どもたちはピアノを習うのでしょうか?
親はなぜ、ピアノを習わせたいと思うのでしょうか?
私が日ごろのレッスンで、子どもたちに繰り返し問いかけているのは
「何のためにレッスンに来てるの?」
です。
この質問にしっかり答えられる子もいれば、そうでない子もいます。もちろん子どもですから、ちゃんとした言葉で表現できなくても全くかまいません。
でも、自分の中に【解】がないと、残念ながら主体的ではなく、依存的なレッスンになってしまいます。
好きなことは長続きします。そして、好きなことはみんな違います。
・レッスンに通うことで、大好きな先生に会える。
・たくさん褒めてもらえる
・学校で嫌なことがあっても、先生は黙って聞いてくれる
そんな時間になれば 子どもたちはその場に行くことが楽しくなります。
・できなかったことができるようになる
・達成感を得られる
・新しいことを学べる
・ステキな音楽に触れられる
・ステップアップを実感できる
そんな時間になれば、子どもたちのやる気はアップします。
指導者、そして生徒の皆さんと どんな時間を作り上げるか?
それは共同作業です。
コミュニケーションを通して、共通の絵を見てレッスンをすることが
生徒の皆さんにとってかけがえのない時間になっていくのです。
継続することはもちろん価値あることです。
が、これから子どもたちが進級して、いずれ社会に出たとき、評価されるかどうかには、継続する力、粘り強さが大きく影響をすると私自身感じています。
そしてそのベースは、小さいころからの歩みの蓄積だと私は思います。
「決めたことをちゃんとやれた」
「自分にもできるんだ!」
そんな小さな積み重ねが、自己信頼につながります。そして、今までやったことのないことやちょっとハードルが高いことに対しても
「ちょっとやってみようかなぁ」
「頑張ってみようかな」
という良い循環になります
それをやると、
いつも応援しています。