お子さまは
言わなくてもピアノに向かってくれますか?
「私は毎日練習しなさいと言い続けているのに
ちっとも聞いてくれなくて・・・」
と
イライラしておられる保護者の皆様
指導者の皆様
ぜひ今日のブログ
読んでいただけたら嬉しいです
イライラした時の処方箋~相手との誤差を考える~
最近は
イライラする頻度が
格段に減ってきている私ですが
かつてはすごかったです(苦笑)
鬼のような顔をしている日が
週に6日はあったかもしれません。
もちろん
その形相は家族にしか
見せないようにしていたつもりでしたが
きっと
あちこちで
気づいていた人いたかもしれないです…汗
今日は
イライラした時の処方箋
と題して
書いてみたいと思います。
あなたが
イライラするのはどんな時ですか?
ちゃんと指示をしたのに
言うとおりにやってもらえなかった時。
思い通りにならないとき
あり得ないことを目の前でやられたとき
いろんな場面がありますよねー
私の場合は~
発表会前で
もう、残りのレッスンが少なくなってきているのに
生徒さんのスイッチが入らなかった時
イライラしていました。
最初は
遠回しに言うんですが
全くスイッチが入らず
刻一刻と
本番は近づくのに
全く この子は何??(怒)
みたいな感じだったです。
あの時
なぜ
私の思いは
生徒さんに伝わらなかったんだと思いますか?
そこには
お互いの捉え方のずれ
があったのだと思います。
私は
これまで何度も
発表会までの道のりを経験しているので
その時のデータベースが
たくさんあるわけです。
こういう状態の時は
こうなる
っていう未来が容易に予想できる。
だから
そうならないために
生徒さんのおしりをたたくわけです。
ただ、
生徒さんには
先を見通せるだけの
経験もデータベースもない。
だから モチベーションが上がらない
なにより
先生が一体
どうしてイライラ カリカリしているのか
生徒さんには
全く分かっていなかった?(苦笑)
全く分からないわけではなかったのかもしれませんが
見通しが甘いということでしょうか
まだなんとかなる
と
思っていたのかもしれません。
ここに明らかに
私と生徒さんの
捉え方の誤差が生じていたわけです。
私たちは
自分が焦れば焦るほど
相手に伝える内容や時間が
ショートカットされていきます。
余裕がないと
私が玄関掃除ができないのと同じ(爆)
実は私
朝、玄関掃除と
仏壇に手を合わせることを
日課にしています
玄関掃除をすることで
私の心は整えられ
そこからの行動が
研ぎ澄まされます。
でも
朝バタバタしていると
時間も心の余裕もないので
当然
朝のおつとめができない。
最初は大して気にも留めていなかったんですが
これができてないとき
私の一日が
できている時と比べて
大きな差があることに
以前の私は
気づいていませんでした。
もしあなたが
なにかにイライラした時は
まず
現状と、心の交通整理をしてみることを
お勧めします。
そして
目の前のお子さんとの
認識の誤差を
考えてみるとよいかもしれませんね。
きっと
お子さんに繰り返し伝えてはいるのだけれども
お子さんは
あなたとの認識と
ズレが出ているかもしれません。
人は
自分勝手に
物事を見たり聞いたりする生き物です。
相手の色眼鏡を
掛け変えさせることはできませんが
あなたの伝え方を
相手に合わせることはできるはずです
イライラした時の処方箋
お子さんとの誤差を考えて
相手に伝わるコミュニケーションを
考えてみてくださいね。
しかして
かつてイライラしてばっかりだった私は
相手に伝わっていると思い込んでいたけれど
残念ながら
全くと言っていいほど
私の思いが相手に伝わっていないことを知り撃沈
そこから
相手に伝わる伝え方
を工夫したおかげで
相手も私の話していることを
十分理解してくれ
私のストレスが
激減しました。
イライラというものは
自分のエネルギーを
この上なく奪う寄生虫のようなもの。
大切なエネルギー
もっと
他のところに使いたいですものねー
最後にこれをご覧ください
何に見えますか?
人によって見えるものは違います
恋人が見つめ合っている
と見える人もいれば
バカラのグラス
に見える人もいるかもしれません
同じものを見ているのに
こんなことは
日常の中でもよくあるかもしれませんね
これが
イライラの理由です
ぜひ あなたのお役に立ちますように・・・