松本美和ミュージックアカデミー通信:どーせむり

「どうせムリ」という言葉は、人の自信と可能性を奪う言葉です。

私はこの言葉を植松努さんの動画で学びました。

かつて自分もそうだったように、生まれてきたときは同じようにしてこの世に生を受けたのに、自己肯定感の低い人もいれば、失敗を恐れず果敢に新しいことにチャレンジできる人もいるのはなぜかをあらためて考えています。

この言葉を繰り返し言われたら、きっと大人だって自信を無くすし、やる気が萎えることでしょう。子どもならなおのことです。

私たちは、無意識に投げかけた心無い言葉のせいで、子どもたちがいつしか思い込みを作り、その可能性をつぶすことがないようにしたいものです。

ではどうしたらいいか? 

まずは子どもと目線と心を合わせて話に耳を傾けてみてください。自分の話にじっくりと耳を傾けてもらえるチャンスって、実は少ないんです。

植松さんのおじいちゃんやおばあちゃんが 植松さんを丸ごと受け入れておられたように、条件付きでない愛を感じられた子どもたちは、きっと安心して目の前のことに集中できるのではないかなと思っています。

相手の目を見て、しっかり話を聴く。簡単なようで実はとっても難しい。