ZOOMレッスンで得られたもの

ZOOMレッスンを行う上で、必要な技量は何かご存知でしたでしょうか?

対面レッスンの場合は、身振り手振りを使うことができますから、
大げさに言うと、言葉を使わなくても、ある程度のコミュニケーションを交わすことが可能になります。

けれどもZOOMの場合、お互いを知る方法は、カメラに映っている生徒さんの顔と私の、ほぼ首から上の映像だけ。
そこで重要になってくるのは、相手に伝わる言葉をどれだけ持っているかです。

毎週、オンラインでのレッスンを余儀なくされた生徒さんたちでしたが、自分の意思をしっかりと言葉で表現できるようになったのは幸いなことでした。

私は、この8年間コーチングを学び実践してきましたが、今回のことで、だれでもトレーニングすればコミュニケーション能力は確実に磨かれるのだということを、強く感じた貴重な経験でした。

私自身は、ストレングスファインダー®で調べたストレングス(強み)のTOP1がコミュニケーション®なので、言葉による表現が容易にできることが強みです。そのため、今回のZOOMレッスンを提供するにおいては、その強みが非常に役立ちました。

相手に言語力を身につけさせるために必要なことは、こちらの『待つ姿勢』です。以前の私は、相手の意志を確認したいと焦るあまり、YES NOで答えられる質問(クローズドクエスチョン)しかしていませんでした。その繰り返しが、いつしか子どもたちの自分自身で考える力を奪ってしまっていました。

自分の考えを相手にはっきり伝える力は大人になっても非常に重要です。お父様、お母様は、日常、お子様にたいしてどんな質問をしておられますか?
もし、お子さまにクローズドクエスチョンしかしていない時はご注意を!!

大切なことは、自分が安心するために相手に答えさせるのではなく、相手が考えられるような質問をすることです。YES NOという言葉を聞きたい大人の事情をググっとおさえて、『待つ』ことができたらきっとお子さまは自分で答えを出せるようになると私は思います。

子育ては忍耐との戦い。何か悩みがございましたら是非おしらせください。マザーズコーチとしての立場、あとは子育ての先輩として、私の体験談をお役立ていただきたいと思います